村田バラ園での出会いが秋和さんを変えました。

前回、前々回の記事はこちらから↓
1.異色の経歴
2.恩師との出会い

全3回に渡る秋和さんの記事も今回で最終回。

本当に好きなことを仕事にした秋和さんが、バラを通して伝えていきたいこととは?

DSC_0072

秋和 隆 さん

園芸家

東京都に生まれ、幼少期を大阪府吹田市、台湾、兵庫県西宮市で過ごす。高校生の頃埼玉県所沢市に引っ越し、大学では社会学を専攻。その後メッセンジャー(自転車便)やプログラマー、園芸店での仕事など様々なキャリアを経て、3年前に独立。現在は所沢にある秋和ばら園芸で代表を務める。

自ら道を切り開く

村田さんの園芸店を辞めた後、秋和さんは公園の管理のお仕事や、バラ関係の会社に携わりながら独学で勉強を続けます。

そして3年前、これからは自分でやっていこうと、ついに事業を立ち上げることを決心。

現在はバラの剪定やガーデニングなど、バラに関するあらゆる相談を受けながら、バラの魅力を伝え続けています。

バラは育てるのが難しいんですよ。何種類かを掛け合わせた新種のものだと、特に軟弱で育てにくいです。バラをうまく育てるポイントは状態によって変わってくるのでなんとも言えませんが、まずはバラを愛することですね。名前をつけたり、自分の生まれた年のバラを買ってきたり。バラを自分の分身だと思って大事に育てていると、愛着も湧いてくるし楽しくなってきます。

バラ2

またバラを育てているとこんないいこともあると、秋和さんは語ります。

バラを育ててみて、もっとバラを知ろうと思う人もいるだろうし、バラ以外のことをやってみようと思う人もいるでしょう。どっちにしても何かを始めるとっかかりになるので、バラを育てることはいいことです。

バラ業界を盛り上げていきたい

秋和さんの一番の目標はバラ業界を盛り上げること。そのために人材育成をすることです。

しかし人材育成をして、バラに関わる人材を増やすことがゴールではない。

途中で他の業界に移っていくのもまたいいと秋和さんは言います。

例えば5人育てたら、5人全員がバラに関わらなくてもいいんです。だって自分は今まで色んな仕事をしましたけど、全ていい経験になってますから。それはもう、履歴書書いたら書くのが面倒臭くなるくらい(笑)大体の仕事って、一月やればルーティンワークはわかるじゃないですか?半年やれば大抵の仕事はわかります。そこからさらに極めようと思ったら続ければいいし、同じ業種であれば違う会社に行ってみるのもアリだと思います。

生き方を豊かにする

世代を超えて伝えていくこと。秋和さんがバラを通して伝えたいこととは?

今の自分の仕事を、これ以上大きくしようという気持ちはないです。それよりも人と関わって生きていきたい。やっぱり心ですよ心。村田さんに教わったように、自分もバラを通して生き方を豊かにするような、そんなことを伝えていきたいと思います。

バラ1

最後に秋和さんにとってバラとは何か?聞いてみました。

バラとはバラですよ(笑)よく仕事とかでブツブツ答える人がいますけど、そんなことはねぇよと(笑)もちろん捉え方は色々あるんですけど、バラは何とかって言う前に、まずはバラをバラとして見てあげることですよ。そこからですから、何事も。尚且つ見えることだけが全てじゃないです。芽を出した花が、育つかどうかなんて咲かないことにはわからない。花だってプロセスがあって今の姿がありますから。目の前にあることがやっぱり大切、だからバラは、バラ。

そう清々しく答えてくれた秋和さん。一つ一つの言葉に、ギュッと何かが凝縮されたような重みがありました。

思い立った時が始め時。バラに興味を持たれた方は、秋和さんに相談されてみてはいかがでしょうか?

エニタイムズ/秋和さんのページへ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう