花屋でフラワーアレンジメントを学び、自信を得たTomyさん。アルバイトも含めると、30種類近い職業を経験しました。

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いよいよアートの世界に足を踏み入れていきます。

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Tomy さん

童画家、雑貨クリエイター

三重県四日市市出身。様々なジャンルのハンドメイド作家、アーティスト、事業主でイベントを企画・開催する『たまてばこ』を主宰。オリジナルの童画や童話の世界を活かした雑貨作りの他、横浜市の自宅アトリエや都内、神奈川県内の法人、イベント会場にて雑貨のワークショップを開講している。

今の仕事、80歳まで続けられる?

5年間花屋の会社で仕事を続けた後、個人経営の花屋に移ります。

Tomyさんは同じ花屋でも、個人経営と規模の大きい会社の違いを感じていました。

個人経営だと給料もそこまで良くないし、365日休みなし。鉢花はクーラーに弱いので夏場はかけられないし、冬場は水仕事がきつい。体力的な面でずっとは続けられないなと思っていました。それで70、80歳になっても無理なく続けられることってなんだろうって考えた時に、物心ついた時から絵を描いていたことを思い出して、絵をやってみることにしました。

絵の勉強を始める

Tomyさんは、文房具屋や画材屋でアルバイトをしながら、美大で勉強するような本格的な文房具、画材の勉強を始めます。

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しばらくするとギャラリーと額装会社の部長から、「阪急百貨店の中にあるワゴンショップで、自分の描いた絵を売ってみない?」と誘われ、やってみることに。

自分で描いた作品を売るのも、値段をつけることも初めてだったTomyさん。戸惑いもあったと言います。

最初に売れた時は「買っていただいていいんですか?」という感じでしたね。徐々に売れるようになってくると、お客さんからの依頼も入るようになって。でもはじめは自信ないですと断ることも多かったです。

さらにデッサン力をつけるために似顔絵の学校に行くか、デッサンの講習を受けようか、迷ったといいます。

でもデッサンに長けている人はたくさんいるから、これじゃ勝負できないと思って。私は絵本の世界を突き詰めていこうと、オーダーメイドの仕事を始めました。

結婚式のウェルカムボードや出産祝いなど、写真では表現できない思い出の作品を描いていきます。

結婚に合わせてオーダーメイドで作った作品。日付や時間まで入った世界に一つだけの作品です。

結婚式に合わせてオーダーメイドで作った作品。日付や時間まで入った世界に一つだけの作品です。

花屋の経験を生かして花のグッズを作ることも始めます。絵のオーダーも次第に増えていきました。

お店を譲り受ける

阪急のワゴンショップがなくなり、絵だけでは生活が厳しくなってきた29歳の時、新たに仕事を探し始めます。

見つけたのは、当時横浜に2店舗構える店長候補を募集していた洋服店。

週3くらいで構わないと思っていたTomyさんがダメ元で面接を受けると、店長とオーナーから思わぬ反応が返ってきました。

すごく気に入られて「明日からでもいいからきて!あなたにはここの店長をやってもらいたいの!」と言われて。え〜!と思ったんですけど、やったことないことに興味があって店長を始めました。

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店長として4年店を続けた後、オーナーの意向で店を手放すことになり居抜き物件の引き継ぎ手を探すことに。

なかなか見つからずに困っていると「じゃあTomyさんがやればいいんじゃない?」とオーナーから予想外の提案が。

お金もないし、経営なんてやったことなくて、「やめときな。」なんて言われると思って当時付き合っていた今の旦那に相談してみたんです。そしたら「やってみればいいじゃん。」って。これまたえ〜!って(笑)できるもんなのかな〜とやってみることにしました。

始めたのは古着があって、手作りの雑貨と絵のオーダーができるお店。

沢山のお客さん、友達、家族に支えられましたが、やはり経営は厳しく自宅の引越しを機にお店は6年で閉店しました。

それでもTomyさんは、「今までやってきたことに無駄なことは一つもなかった、あの時挑戦してみて良かった。」と充実した表情で答えてくれました。

3/4 失敗しないワークショップのコツ

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