5歳で書道を始め、13年連続で書道の全国大会に出場中のマシコさん。

大学では心理学を学ぶ19歳の”今”を聞きました。

全2回の連載記事です。

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マシコ さん

大学生

19歳、群馬県出身。大妻女子大学で心理学を専攻。5歳から硬筆、小1から習字を習い始め、のべ14年間書道を続けている。全国学生書写書道展に13年連続出場。小5から書道を教え始め、現在は学業と書道を両立させながら、書道の楽しさを子供たちに伝え続けている。

小一から全国大会に出場

5歳の時、母に地元群馬県の書道教室に連れて行ってもらったことがきっかけで硬筆を始めたマシコさん。

小一で毛筆を始め、冬には日本武道館で行われる全日本書き初め大展覧会に初出場。

小二の夏には全国学生書写書道展に出場し、以来13年連続で全国学生書写書道展に出場し続けています。

先生との距離が近いのでわからない事はすぐに聞ける環境でした。それが私の中では楽しくて私もやりたい、母も習わせたいで今まで続けてきました。

中学受験をして私立の中高一貫校に進学。

勉強が難しくなり、中学校3年間は書道教室には月1で通いながら勉学に専念しました。

高校に入ると書道に時間をかけるようになり、毎週教室に通って練習に励みました。

レポートの合間に硬筆を練習

大学は心理学を学びたいと研究が盛んな大妻女子大学を選択。

心理学を通して、人の心の動きを研究していきたいと言います。

人の心ってとても複雑だと思うんです。私はよく会話をするときに相手の顔色を伺ってしまい、何を考えているのかと思うと自分のことがうまく言えなくなってしまったりする経験があって。人の心の動きがわかれば自分の心もわかって、もっと自然に人と接することができるようになるんじゃないかと思ったんです。

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特に社会心理学に興味があり、秋からは専門分野の授業が始まります。

心理学は難しいが、学生生活の中で今一番勉強が楽しいとマシコさんは話します。

普段は勉強7:書道:3くらいで、勉強に力を入れています。レポートがすごく多いので、レポートの合間に硬筆をやっています。長年続けてきたためか、私の中で頭を切り替えるのに硬筆はものすごく良いんですね。1週間に1回は書いてます。

来年度から始まるゼミに向けて準備を進めています。

120番課題に挑む

マシコさんは現在、一般財団法人書写技能検定協会が出版している書写の120番課題を進めています。

書写の例文が120問。点数と一緒にS、A、B、C、Dの評価があり、点数に応じて段位が決まります。

A以上の評価を取らないと昇格試験を受けることができず、全国大会に13年出ているマシコさんでもSはそう頻繁にもらえないといいます。

本番の用紙は1枚しかないため、30分を数回に分けて2~3時間は集中して練習します。

まずは苦手な文字を納得のいくまで練習。そのあと通しで書き本番に臨みます。

まずは苦手な文字を納得のいくまで練習。そのあと通しで書き本番に臨みます。

漢字だとバランスの取りにくい「造」「無」、ひらがなだと「い」「り」など、画数が少ない文字が結構難しいんです。その辺私が習字を楽しいと感じる理由でもあるんですよね。書けば書くほど、同じ字を書いているはずなのに違う字体になっていっちゃうんですよ。同じ文字を書いても今と昔では別の字のように見えるので、そういうところが面白いと思います。一見簡単そうですが奥が深くて楽しいんですよ。

高一の時に書いた枕草子。草書体のポイントは「流れ」だと言います。

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習字の筆はシャンプーとリンスで手入れすると良い!?

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