りょうこさんが行き着いたのは、さりげなく飾る暮らしの花。

第1回 熱中できることに出会う

第2回 ブライダルから日常の花へ

第3回は活動を広げるりょうこさんの将来のお話です。

中田りょうこさんプロフィール

フラワーデザイナー&クラフト作家

1973年北海道札幌市生まれ。横浜市神奈川区在住。24歳でマナコフラワーアカデミー入門。池田ナオミ氏に師事。27歳よりブライダルフラワーとレッスンを中心に活動。CM・雑誌の仕事多数。ゼクシィ北海道版のブーケ読者投票で人気ナンバーワンとなる。34歳で自身の結婚のため、北海道から神奈川へ転居。現在は横浜わたしの花時間を主宰し、日常生活にさりげなく花を取り入れることの楽しさを伝えている。

暮らしの花を生ける時の、ちょっとしたセオリーを発見

ー「暮らしの花」の、どこに惹かれましたか?

ブライダルブーケや豪華なフラワーアレンジメントとは、また違う次元のお話なんです。「暮らしの花」ってなんだろう、と考えていく内に、花を飾るとはいったい何か?という、ちょっと哲学的な話にもなってくるんですね。特別な時に飾る花も素敵ですが、いつもの場所にいつも花があるという暮らしは、なんて贅沢で、かつ経済的なんだろうということを発見しました。それでいてちょっとしたセオリーさえ押さえていれば、センスや経験に関係なく、どなたにもできる、ということに気付いていくんです。

ーセンスや経験に関係なく、ってすごいですね。

本当に簡単なことばかりなんですけど、それらをやるやらないで全然違います。お花は好きだけど、自分流でお花を飾るとなぜか「???」な仕上がりになってしまうという方は、みなさん口を揃えて「私には花は向いてないみたいで・・・」と寂しげにおっしゃいます。でも私からみれば皆さん、簡単ないくつかのポイントを知らないだけで、実は誰でもできることなんです。花のプロになるには正直言って、向き不向きがあると思いますが、家庭の花を素敵に飾るのに、向き不向きはありません。さりげなく飾る暮らしの花を楽しむための5か条、というのがあって、

・毎日の生活に花がある

・花を飾る場所を決める

・花を長持ちさせるコツを知る

・少しのお金で花を楽しむ

・黄金比を知る

これらをシンプルに実践するだけなんですよ。

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人のつながりから広がる仕事

ー仕事をしていて大事にしていることは何ですか?

仕事自体も仕事に関係する方々にも、そして仕事の道具にも、全てに敬意を払うということです。花を初めて18年、この仕事を初めて15年になりますが、その間にいいことも悪いこともたくさんあって、結果として今、敬意を払うことが私にとっての仕事のだなと思うようになりました。

ーレッスン以外には、どんな仕事をしていますか?

ブライダルブーケなどウエディングフラワーの相談を頂いたり、花束やフラワーアレンジメントのオーダーを頂いたり。あとはフォトグラファーさんとコラボして「花」×「写真」を、七五三などのシーンで演出したり。フォトグラファーさんとは、これから「赤ちゃん」と「犬」という、天使みたいな可愛さの存在を被写体にして花で装飾する、天使のポートレイトというフォトサービスがスタートとします。

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書籍化に向けて、ワークショップを展開

ー将来、やっていきたいことは何ですか?

ブログさりげなく飾る暮らしの花の書籍化が一番近い将来の目標です。今ご縁があって編集者さんについて見てもらっているのですが、こうやって長い花人生の中でさりげなく飾る暮らしの花というジャンルに出会えたことは、私にとってひとつの財産だと思うので、ブログから発展して、書籍という形でさらに多くの方々に伝えていきたいと思っています。

ー書籍化以外に考えていることはありますか?

ブログさりげなく飾る暮らしの花を、ネットの世界だけじゃなく現実の世界に置いてみたいなあと思って、5月からこのブログのリアルなワークショップとして、クラスカを始めました。「クラスカ」のネーミングには、「どう暮らすか?」という生活者への問いかけの意味と、「教室」を意味する「クラス」に、「花(=カ)」を足しました。このワークショップクラスカが、私が思っていた以上に、なかなか面白い展開をしているので、どんどん広げていきたいですね。月1回、計3回のレッスンで、初心者さんが魔法のようにお花ができるようになるので、ご興味のある方はぜひ一度来ていただきたいです。

ー最後に、これからお花のある暮らしを始めたいと思っている方へ、メッセージをお願いします。

お花のある暮らしに憧れる方に、たったひとつだけ必要なのは、あなたのキラリと光る好奇心です。なにかを見て楽しい、面白いっていう気持ち。それが何倍にもふくらんで、あなたの気分を良くしてくれる存在、それがなんです。お花を飾る暮らしってセレブっぽくてエレガントなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実はもっと守備範囲が広くて、私たちがお米を炊いてご飯を食べるくらい、当たり前で自然なことだと思っています。ご興味がある方は想像以上に楽しいことが待っているので、是非一緒に楽しみましょう。

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