インターネットやメール文化が発達した今、新年の挨拶をメールやSNSで済ませてしまう、なんて方も多いでしょう。

けれど、そんな今だからこそ、心のこもった手作りの年賀状を大事な人に送ってみませんか?

筆者も物心ついた頃から、年賀状は自分で描いて出しています。元日に人からの手作りの年賀状を受け取って眺めるのは、新年の大きな楽しみのひとつです。

「手作りの年賀状を送ってみたい……でも、自分は絵は描けないし……なかなかいいアイデアがでない」

そんな方のために、素敵な年賀状を作るためのアイデアを紹介させていただこうと思います。

1,折り紙・千代紙を利用します

折り紙
 
無地一色のもの、紋や柄の美しいものなど、折り紙や千代紙の色彩・絵柄は豊富です(ここでは、洋紙で作られたものが折り紙、和紙で作られたものが千代紙として表現しています)。

細長く切ったり、三角形に切ったりしたものをはがきに貼り付けるだけで華やかさが生まれますし、年賀状らしくなります。

朱や金色が使われている明るいものを選ぶと、新年を祝うめでたい雰囲気になっていいでしょう。
 
おすすめは小さな正方形に切ったものを市松模様に貼る、三角形に切ったものを組み合わせて別の多角形を作る方法です。

また、切ることにこだわらずに、ちぎっても面白い効果が得られることもあります。いろいろ工夫して試してみてください。

2,シールを利用します

この年末ごろ、文具店に訪れると季節のシールとして正月や来年の干支をモチーフとしたシールが多く並べられています。

これを年賀状に使用すると、同じシールでも組み合わせるものや貼る位置により、違った雰囲気の出来上がりになります。

たくさんのシールを貼ればにぎやかになりますし、一枚だけ使って、あとのスペースは新年の挨拶にとどめるのも、すっきりしており清々しい年賀状になるでしょう。どんなふうにシールを使うかが、手作りの腕の見せどころではないでしょうか。

3,筆で文字を書きます

筆

硯で墨をすり、それを毛筆に含ませて書くのが望ましくはありますが、墨をすらずともすぐ使える、筆ペンという筆記用具が売られていますので、それを利用するといいでしょう。

たとえ字があまり上手でなかったとしても、筆を立てて丁寧に書くことで、書いた人のぬくもりが伝わり、味わいのある手作りらしい年賀状が出来上がります。

慣れていない人は年賀状にいきなり書いたりはせず、まずは別の紙で何回か練習してみて、コツをつかんでください。

4,素材集を利用します

文具店や本屋などで購入することができますし素材集の他、サイト上で、無料で使うことができるイラストやロゴ素材を提供してくださっている親切な方々もいらっしゃいます。

ありがたく使わせて頂きましょう、そして素敵な手作り年賀状を作りましょう。

とはいえ、素材を使用する際は配布サイトに書かれている利用規約を熟読し、きちんと守って使うことを心がけましょう。

誰かが描いたイラストやロゴには著作権があり、無料で使うことが許されていたとしても著作権は作者にあります。

著作権について、この記事の趣旨とは違うのでここでは詳しく述べませんが、気になる方は調べてみるといいでしょう。

年賀状をかくとき、気をつけたいこと
 
年賀状をかくときに間違えがちな、細かいことについて少し注意をさせていただきます。
 
「新年」と「明けまして」は同義であるため、「新年おめでとうございます」または「明けましておめでとうございます」と書くのが正しいです。
 
英文で新年の挨拶を書く場合、”Happy New Year”だけで良く、文頭に”A”をつけるのは間違いです。
 
「謹賀新年」や「明けましておめでとうございます」「賀正」などの言葉を賀詞といいますが、これらは一枚の年賀状中で重複しないようにしましょう。
 
目上の人に対しては「賀正」「迎春」は使わず、相手への敬意を表す「謹賀新年」「恭賀新年」といった四文字の賀詞を使います。
 
宛名や挨拶文に赤文字は使わないでください。筆か黒の万年筆で書くのが望ましいです。
 
忌み言葉を使うのは絶対にやめましょう。「失う」「枯れる」「病む」など、マイナスイメージのある言葉と考えるとわかりやすいですが、「去年」というのも忌み言葉なので注意してください。年賀状には「昨年」や「旧年」といった言葉を用いましょう。
 
年賀状のような挨拶状に句読点(「、」「。」)は使いません。長文になる場合は改行するなどして工夫してください。

最後に

毎年、元旦にわくわくしながら郵便受けを覗き、自分宛ての年賀状を探す高揚した気持ちを思い出しながら、この手作り年賀状についてのアイデアを出させていただきました。

何かヒントになる項目はあったでしょうか。

ぜひこれを参考にして、素敵な手作り年賀状を作ってください。

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