日本では世界中からありとあらゆる産地のワインが輸入されているのに、「ワインの栓がどんなタイプか気になって、好きなワインが買えない」という人がいるようです。

ワインの栓には、コルク・スクリューキャップなど、さまざまな種類があり、あらかじめ特別な道具を用意しておかないと、開けられないものが多いからです。

でも、ワインのコルク抜きが気になって、好きな味のワインが選べないのは残念なこと。

コルク抜きさえ憶えてしまえば、ほぼ全てのワインを開けられるようになります。

【1】コルク栓は難しくない

ワインボトルの栓がコルクだと気づいただけで、そのワインを買うのをあきらめてしまう人がいます。

コルク抜きといえば、レストランでソムリエが特別なナイフを出して、特殊技術で行うものというイメージを持っているからです。

しかし、コルク抜きは難しい技術ではありません。

フルーツの缶詰を開けるようなもので、ちょっとした道具を買っておけば、誰でもできることなのです。

缶詰を開ける道具がいろいろと売っているように、ワインのコルク抜きの道具も多くの種類があります。

ソムリエナイフのように少し練習が要るもの、電動ワインオープナーのように、セットすれば自動で開いてしまうもの、次々と新しい道具が開発されているのです。

ですからせっかく気に入ったワインを、コルク栓だからと買わずにあきらめてしまうのは、もったいないことです。

【2】誰でもコルク抜きできる道具は?

コルクスクリュー

誰でも簡単にコルク抜きがしやすいのは、コルクスクリュータイプです。

ワインボトルの上部を包んでいるキャップシールを剥がしたら、頑丈なスクリューをコルクの中央にしっかり差し込みます。

その後、スクリューを抜くことでコルクも一緒に抜けていくしくみです。

ゴム製や金属製の枠がついていて、コルクスクリュー全体をまっすぐワインボトルにセットできるようになっていますから、スクリューもまっすぐコルクの中央に差し込まれるようになっています。

これが傾いたり、中央からずれたりすると、スクリューがしっかりコルクをとらえることができず、コルク抜きに失敗することがあります。

コルクスクリューがワインボトルからずれてないか、
中央にスクリューが差し込まれたかどうか、確認しながら使ってください。

【3】もっともコストが安いコルク抜きは?

コルク抜き

たまにしかワインを飲まないので、あまり高価な道具は要らない。

という場合、T型のコルク抜きがあります。

スクリューに木製の持ち手がついただけの簡単なものです。

スクリューを手作業でコルクの中央に差し込んだあと、ひっぱることでコルク抜きができます。

気をつけるのは、スクリューをコルクの中央にまっすぐ、ということだけ。

コルク抜きの道具としてはもっともシンプルですし、価格も安価ですが、開け方そのものは簡単で、悩まずにすみます。

【4】とにかく楽な道具がいい!という場合は?

多少コストが高くても、なんにもしないで、自動的にコルク抜きできるものがいい。

という場合、乾電池で動く電動ワインオープナーがあります。

ワインボトルにセットしてスイッチを入れるだけで、自動的にコルク抜きが行われます。

安いワインくらいの価格になることがありますが、全くなんにもしなくてもワインが開けられて、とても魅力的なオープナーです。

コルク抜きの心理的な負担がゼロになりますから、毎日でもワインが飲みたくなります。

【5】格好良くコルク抜きをしたい

ソムリエナイフ

photo by amazon.co.jp

格好良くコルク抜きをして、誰かにほめられたい。

そういう願望がある場合は、ソムリエナイフが最適です。

価格も安価で手軽なものから一生ものの極上品まで、いろいろな選択肢があります。

男性に大人気なのは、とにかくファッショナブルだから。

固定したワインボトルの周囲からキャップシールを切り取り、

スクリューを差し込み、レバーを持ち替えてコルクを抜いていく。

それだけの動作なのですが、これを姿勢良く手際よく行うと男性が魅力的に見える。

というわけで、ワイン愛好家に最も好まれる道具なのです。

【6】最新のコルク抜きの道具は?

ワインのコルク抜きをいかに行うか。

このテーマは常に世界中の関心を集めていて、最近では全くコルクを抜かずにワインを飲める道具まで開発されました。

電動オープナーもいろいろな種類が出回り、価格も下がり、家庭でも気軽に買える価格となってきています。

かつてはもっとも安価な道具と思われていたT型コルク抜きですが、100円ショップで買えるものから、デザイナーが特別にデザインしたお洒落な高級品まであります。

ワインのコルク抜きは、それ自体をコレクションしたくなるくらい、魅力いっぱいの道具なのです。

世界中でコルク抜きに苦戦しているなら、コルク栓の方をやめればいいのに。

と考える人もいるかもしれませんが、ワインにコルク栓を使うのは、コルクという天然の素材でなければ果たせない役割があるからです。

好きな道具を楽しく選んで、ワインの栓がコルクかどうかを気にしない、気軽なワイン選びをしましょう。

【日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートが教える!】ワインのワークショップを開催

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